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ケンコーでの出来事

 多少安定感は損なわれてもいいから、軽い三脚が欲しい。そう思って今年の春先に、スリックの814EXという三脚を買いました。まぁまぁ、気に入って使ってきました。機動性を生かしたい、そんな時はバックパックのサイドにくくりつけて移動するのに丁度いい大きさです。で、この三脚の雲台がいかれてしまいました。ケンコーに直接修理依頼のために持ち込みます。もちろん、事前に直接持ち込みの可否の確認はしました。
 
 ビルに入った所で、ちょっととまどいました。今はもうどこでもお決まりの内線電話が置いてあるのですが、修理受付をしてくれる部署がわかりません。ひょっとしたら僕の見落としがあったかも知れませんが、少なくと一目でわかるようにしておくべきです。仕方がないので、そのフロアにいた方に声を掛けたら、いかにも迷惑といった表情で2Fに行ってくれと言われます。2Fに上がっても、特に受付のようなものはありません。内線電話が置いてあるわけではなく、仕方なしに遠くの方のデスクにいた女性に声を掛けました。
 
 ようやく話を聞いてくれそうな方が出てきたかと思えば、何の挨拶もなしというか、僕に対して言葉を発しません。僕の説明を聞いたら、独り言のように何かをつぶやくと奥に引っ込みました。で、事務処理をするような女性がでてきて、伝表に記入して渡したら明らかに「とっとと帰れ」という表情です。納期がどのくらい掛かるか、修理完了品の受け取りはどうすればいいか、そういった説明はひとつもありません。大体、雲台のどこがどうなっているかの説明もこっちから聞くまでなし。そうか、ケンコーってこういう会社なんだ。
 
 雲台のトラブルで困っているのは僕です。早く直したいから、ケンコーまでわざわざ持ち込みました。ケンコーという会社は、そういうユーザーの思いをまったく理解できない組織のようです。多分、修理を依頼するようなユーザーは迷惑な存在で、適当にあしらうべきもの、そう考えているのでしょう。そうでなければ、あれほどまでにあからさまに「迷惑だ」という表情を見せることはないはずです。ケンコーの製品をもう買うことはないでしょう。