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初めてF1のことを書いた

ついさっき録画していた今年の開幕戦を見終わりました。冬のテストの好不調がそのまま、結果に結びついたようです。予想以上に完走率が高かったのも良かったと思います。でも、わざわざ僕がこのブログで今まで書かなかったことを書くわけですから、感動とかそんなものとは無縁です。ようするにフジTVの中継にむかついているから書くわけです。

わけのわからん視聴者を馬鹿にしているとしか思えないキャッチフレーズの連発にはもう慣れましたが、相変わらずこの局の中継はかんに障ります。特にSUPER AGURI。オールジャパンだかなんだか知らないですけど、昨年のこのチームはまさに日本の恥さらし。このチームを毛嫌いする人間は応援する人間よりも明らかに多いこと、フジTVも知っているでしょうに。それなのに、今日の中継はまったく腹が立つったらありゃしません。まったく、こっちはホンダのBチームなんかどうでもいいんですけどね。なんであんなチーム応援しなくちゃいけないんですか。日本人だからの一言でくくらないで欲しいものです。

さて、冬のテストというか昨年末から、SUPER AGURIはホンダのRA106をお下がりにもらって使ってます。もちろん、チームは否定していますが、SA07がRA106を小改良しただけのマシンだってのは、最早公然の事実です。自らのチームが知的所有権を持っていないシャシーで参戦しなければ、コンストラクターズとは認められないことになっています。SUPER AGURIがRA106を使うからくりはどうやら以下のようです。しかも、これはどうやら事実のよう。RA106の知的所有権は、まず元ジョーダンのポール・ホワイトが経営するPJUUに譲渡されます。そして、今シーズンのレギュレーションに合致させた後、SUPER AGURIの手にわたったようです。

つまり、自分の所じゃ、クルマを作っちゃいない。それをフジTVでは賛辞を持って、SUPER AGURIはここまで成長したなんてやるもんだから呆れちゃいます。昨年だって旧アローズのシャシー、今年はホンダのお下がり。コンストラクターズを名乗る資格のないようなチームなんか、誰が応援しますか。よそから持ってきたシャシーをカスタマーシャシーと呼びますが、今シーズンはトロ・ロッソにも疑惑がかかってて、オフシーズンの話題でした。スパイカーやウイリアムズがこの問題に神経質になっていました。これは未確認の情報ですが、予選終了後スパイカーが提訴したようです。もちろんフジTVはそのことには一切触れず。

なんか、関西の局が製作している阪神びいきの野球中継を見ている時に感じるイヤな気分と、同じ精神状態でレースを見ていたのでした。でもでも、文句ばっかり言ってても仕方がありません。ひとつだけ、良かったことがあったので、書いておきましょう。何かといえば、F1を愚弄し続けてきた馬鹿女と脳みそ筋肉男が出てこなかったことです。