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出る杭は打たれる

 ライブドアの話です。どう見てもスケープゴートにされたとしか思えません。ま、ようするに「あの野郎生意気だから締めちまえ」そんな感じですよね。海外メディアでもそんな論調が多いようです。実際に報道されているM&Aにいたる事実関係がどうなっているかは別にして、各メディアの報道の仕方はちょっと公正に欠けるような部分もあるように思えます。公正に欠けるという言葉は不適切かも知れません。いつもと違う取り扱い方、と訂正しておきましょう。僕もジャーナリストの端くれですから。
 
 さて、NHK。ニュースを読むキャスターが、明らかに楽しそうな表情をしていたのが印象的でした。僕はイヤなのですが、好むと好まざるに関わらずニュース10を見ています。見せられてます。この番組のキャスター3人は、そろいも揃って馬鹿ばっか。ホントによくもこれだけの馬鹿を揃えられたなと思います。例の受信料騒ぎの時も、放送内容への政治介入の疑惑の時も、大津支局の事件の時も、ニュース10では視聴者に対してお詫びの気持ちを述べるとか、そういう雰囲気は一切なし。ニュース10の馬鹿キャスターは、「馬鹿な身内の馬鹿な行動に我々は困っている」そういう馬鹿な態度を貫いてきました。確かに本音はそうかも知れないけども、視聴者に対して見せるべき態度があるだろうに。
 
 そんなわけですから、自分が関わらないニュースとなると、例えばフジテレビ(ホントはニッポン放送ですけどね)とライブドア、TBSと楽天のケースなんかは、いつも以上に張り切って楽しそうにやっているのが見え見えです。まぁ、ニュース10しか見ないですから他のNHKのニュース番組がどうなっているかはわかりませんが、独善的で体制寄りで、上意下達の姿勢を貫き、弱い者いじめをしているだけというこの局のニュースはもう随分前から信用しないようにしています。