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2005年11月30日

好きな作家〜その1

 プロフィールを書いた時に、好きな作家の中にジュール・ベルヌの名前を挙げました。近代SFの祖と言われる彼の作品は、小学生の頃夢中になって読みました。その頃読んだのは、「八十日間世界一周」「月世界に行く」「海底二万里」「地底旅行」「十五少年漂流記」だったと思います。学校の図書館に所蔵されていたベルヌの本はすべて読みました。当時は、大げさに言えばまさに血湧き肉躍るような、そんな精神状態で読みあさったように記憶しています。でも、そんなことはしばらく忘れていました。誰でも一度は読む古典を読んだ。そんな思いがあったかどうかはわかりませんが、とにかくベルヌの存在なんか忘れていました。同時期に読んだコナン・ドイルやH.G.ウェルズも同様です。とにかく彼らの作品の存在はどっかにいってしまったのでした。
 
 再びベルヌの存在が気になったきっかけは、映画「Back to The Future」でした。パート3のラストで、ドクがマーティに自分のふたりの子供をジュールとベルヌだといって紹介します。映画の中での制作者の思惑などはともかくとしてそれを観た後、突然ベルヌの作品をまた読みたくなったわけです。で、創元SF文庫(写真)が数を揃えて出しているので、再び読むあさるようになりました。読んでみると、昔読んだそれは児童用に優しく平易に書かれていたことに気が付きました。特に物理や化学の解説部分です。今となっては多少荒唐無稽な部分はあるのでしょうが、詳細に書かれたその科学的な文章。ちょっと驚きました。
 
 そしてまた、はまってしまったというわけです。子供の頃読まなかった作品も読みました。「悪魔の発明」や「地軸変更計画」です。ちなみに後者は、創元SF文庫ではつい最近刊行されたもの。合わせてコナン・ドイルやH.G.ウェルズも再び読んでます。特に、最近映画化された「タイムマシン」や「宇宙戦争」などは結構おもしろく読みました。「原作とちがうじゃん」なんて昔は言ったかも知れませんが、今はその違いを楽しんじゃうゆとりみたいなものも持っています。でも、邦題の「海底二万里」、これって原題は海里なんだよね。

2005年11月26日

ひっさしぶりのニッポン・チャチャチャ

 バレーボールです。久しぶりに本当に久しぶりに、男子バレーのの試合に引き込まれました。ここ数年、正直言って代表チームを応援したく筆頭が男子バレーだったのです。大きな大会はすべて日本で開催されているのにも関わらず、まったく情けない結果しか残せない体たらく。負けても悔しがらない選手、ミスをしてもヘラヘラ笑っている選手。やっぱりスポーツ観戦の根本って、闘っている選手の姿に引き込まれるものです。ここ何年かの男子バレーの代表チームからは、闘っている姿勢がまるで感じられませんでした。
 
 アジアチャンピオンを取ってのぞんだこのグラチャンも全然期待はしていなかったのですが、今日何気なくTVを点けて第4セットのデュースの連続の展開に引き込まれました。こいつら懸命に闘っている。そう僕は感じました。最近は負けて「ざまぁ見ろ」なんて思っていた僕ですが、いやぁ今日は良かった。今日たまたまこんないい試合をしたのかも知れませんが、「勝ってくれ」そう思ってTVにかじりついていました。
 
 残念ながら他の強豪国は、調整目的や若手登用のためのチーム構成をしているようです。だから、この大会で善戦したとしてもそれがすぐ将来につながると判断するのは早計でしょう。でも、少なくとも僕を次の試合も見る気にさせた、それだけはとっても評価すべきだと思っています。男子バレーのこの先がちょっとだけ気になったということです。

2005年11月23日

おせち料理の話題です

 
 年の瀬が近づいてきました。デパートでは、お歳暮商戦が始まらんとするシーズンですが、それよりもおせち料理の商戦が活発だとか。暮れを通り越して、もうお正月の準備というわけですね。あるデパートによると、すでに今年の予約だけで、前年度比700%増だとか。ものすごい伸び率です。有名料亭やレストラン、有名シェフの作るいわゆるブランド物が人気だとかで、価格は3〜5万円、さらにその上もある。う〜〜ん、年の始めからいい贅沢ができるというわけですね。上左の写真は、伊勢丹取り扱いの吉兆東京店のおせち料理。20万5800円。鯛がまるごとだぜ。文句なくおいしそう。食べてみたいです。ある統計によると、日本国民10人に一人の割合でこうしたおせちを食べているということです。

 おせち料理は、まず年内に作っておいて三が日は調理をせずに済むという保存食の意味合いがあります。そして、料理の一品一品が意味を持っています。家内安全とか、長寿、健康、金運など。それを食べることで、一年無事に過ごせるという意味合いです。僕もそれを子供の頃に聞かされました。デパートで売られる高級おせちもそうした面でも行き届いたメニューだとか。奇をてらったものは、かえって売れないということです。

 こういう話題が出てくると、必ず「おせちぐらい自分の家で…」という声が聞こえてきそうです。確かにそれが正論。もっともな意見ですし、それが日本の伝統を守るってことなのでしょう。母から娘に伝わっていくその家のおせちは、家にとっての重要保護文化財であることに異論はありません。でも、多種多様な生活様式が採られる現在、それをすべての人に押しつけるような考えには全面的には賛成できません。重要なことは、こうした出来合いのものを購入しようとする人々もおせち料理を正月に食べようとしていること。出来合いでも正月の風景は保たれるわけで、それでいいじゃないかというのが、僕の意見です。さて、上右の写真のおせちは何でしょうか。2段重ねで、一の段は、お祝い御飯、田作り、松風焼、お煮しめ、お祝い最中。二の段は、サーモンのテリーヌ、野菜のガルグイユ風、オーストリッチ・ロースト、黒豆のケーキ。う〜〜ん、豪華ですね。高島屋で売られている犬用のおせち料理です。お値段は5250円也。来年は戌年です。

2005年11月22日

Livedoorがんばる


 なぁ〜んか、抜けてるなぁ。このブログを見ていてずっと思っていました。特に真剣に考えていたわけではないのですが、何日か前にようやくわかりました。カレンダーがありません。で、カレンダーってどうやって出すのか管理サイトを見ていたのですが、全然わかりません。仕方がないので、ほとんど無理くりの力業でカレンダーを表示させましたが、何か間抜けなルックスになってしまいました。もうこの位でしばらくはいじるの止めておこうと思ってます。タイトルの上に紫のラインを入れてもうおしまい。次なる改造は、もうちょっと情報が出揃ってからということにしときます。
 
 実は、mixiのMTのコミュものぞいてみたんですが、あんましいい情報にはめぐり会えませんでした。もういいや、なんて思ってメールチェックをしていたらLivedoorからFrepaなんてものに参加せいや、ってものがありました。LivedoorのID持ってるし、登録するならタダだからちょっと行ってきました。まんまmixiじゃん。登録する必要もなかったような気がします。まだ始まったばかりで、mixiほど参加者いないようだし。笑っちゃうのはヘルプ見たら、まんまジオシティーズ。デザインフィーを浮かして、運営コストを下げるつもりでやっているのなら、それはそれで凄いと思うのですが。

2005年11月21日

Qちゃんは勝ったけど…

 東京国際女子マラソンで高橋尚子選手が勝ちました。マラソン競技って、TVで見ているとまさに釘付けになっちゃいます。緊迫した展開になると、どこで何が起こるかわからないので、TVの前を離れられなくなります。女子だと2時間20分ちょっと。この間に起きるレースを左右する一瞬を見逃すことになったら、大変です。民放の場合、CMが入るわけですが、トイレに行こうなんて時は次のCMを狙って身構えちゃったりしています。てなわけで、緊迫したレース展開を楽しんでいました。そういえば、いつのレースだったか覚えていませんが、CM中にレースが動いたことがありました。後で聞いた話では、レース終了後そのTV局に非難の電話が集中したとか。僕はそういう電話を掛けるタイプではありませんが、電話をした皆さんの憤りよくわかります。

 ところで、スポーツ中継って各局のカラーとかがでて、その違いを楽しむのもおもしろいと思います。当然、局による好き嫌いもでてきます。また、スポーツごとの局の得手不得手みたいのも見えてきて、そんな違いを感じながら見るのも楽しんでます。局の好き嫌いでいうと、このマラソンを中継したテレ朝が嫌いです。特にサッカー中継や水泳の実況は、まさに聞くに堪えられないレベルです。ようするに実況アナが下手くその極みってところですね。角澤アナと田畑アナには未来永劫実況やらないでいただきたい、というのが正直な感想です。使わなくてもいい言葉を使おうとして噛む、大声張り上げるような場面でもないのでやたら興奮する、解説者の言葉を妨げるような展開でもない時に露骨にさえぎって実況に戻ろうとする。あ〜〜、思い出すだけでもむかついてきます。

 さて、テレ朝が中継した東京国際女子マラソンでしたが、実況もそんなに悪くなくレースを楽しんでいました。高橋尚子選手の優勝もちょっと感動的でした。ところが、レース後が悪かった。勝利者インタビューが長いのなんのって。話を長く聞けるからいいじゃないかと最初は思っていましたが、まるで、インタビューじゃなくて記者会見。聞く内容が重複しているというか、さっき同じこと聞いただろうがって感じで延々と続く。肝心のレース展開にはなかなか触れようとしない。しかも高橋尚子選手はレース中のユニフォームのまま。いくら何でも11月にウォームアップスーツを着ていない選手をグラウンドの中で延々立たせておくなんて、気配りがなさすぎます。インタビューをした女子アナの稚拙な技術と共に、憤りを覚えたのでした。やっぱりテレ朝はテレ朝でした。そういうことです。

2005年11月17日

ま、まずいです

 このブログをカスタムカラーに変えました。いや、変えたはずだったのでした。いけません、いけません、Safariのみで表示チェックをしていたんですが、さっきIEとFirefoxで見てタイトル回りがズタズタで、背筋が寒くなりました。オリジナルからのカラー変更は、cssでやっているんですが、なんでSafariはきちんと表示して他のブラウザはダメだったのか、しばらくは問題の特定ができなくて途方に暮れました。今は直ったはずです。ブログだからといって、明らかにちょっと軽い気持ちがあったようです。

お見苦しいものを公開してしまいました。本当に失礼いたしました。

2005年11月16日

食べちゃった

 ニュースを見てて思わず、吹き出しちゃいました。まさに、クスクスものです。どっかの動物園で、動物の餌にと寄付された野菜なんかを職員が家に持ち帰って食べちゃったというお話。ニュースでは事件の扱いですが、僕にとっては「お話」です。最近は、女子高生が惨殺されたり、どうもイヤな事件が多いですがこれには笑った笑った。「けしくりからん」などと言う気もなく、こりゃ暇ネタかぐらいに思っていました。
 
 報道によると餌にしようがない食材を職員が持って帰って食べちゃったということです。この事実関係がホントに正しいのならば、別に「いいじゃん」って感じです。確かに正論としては、「これは餌にできません、お返しします」ってことなんでしょう。映像で大勢の警察の皆さんが一生懸命捜査しているシーンがありました。警察の皆さん、ご苦労様と久々に感謝したい気分になりました。また、責任者の謝罪会見も明らかに「なんでこんなことで頭下げにゃならんのだ」って空気があって、またおかしいと言いましょうか。とにかく、ほほえましいニュースでした。不謹慎でゴメンナサイ。

2005年11月15日

モバイルSuicaにがっくし

 外出する時に僕の右の尻ポケットには、小さなカード入れが入ってます。カード入れの中身は、名刺、バスカード、パスネット、クオカード、そしてSuicaです。名刺を除く4種類のカードに関しては、ちょっとオーバーに言えば「東京を制圧できる」カードと言っていいでしょう。事前にカードを購入したり入金の必要はありますが、うまく使えば財布を出すことなく一日を終えることも可能です。1114.jpgちなみに、このカード入れにはかつてはハイカが入っていました。ETCの犠牲になった、あのハイカです。ETCの料金は安くなったとはいえ、「金を払うために金を払う。安い通行料金で高速道路に乗るために金を払う」という国交省のやり口は我慢できません。装着率が80%を越えるまで、僕は付けません。

 話はSuicaです。今日正式にモバイルSuicaが発表になりました。よーするに携帯電話で使えるSuicaです。事前に情報は聞こえてはいましたが、正式発表を聞いてガッカリです。モバイルSuicaなんて名前が付きましたが、チャージはオンライン決済のみ。それもビュースイカカードが必要です。僕はこのクレジットカードを持っていません。Suica機能のない普通のビューカードはあるんですけど…ビュースイカに切り替えなかった理由は、とっても単純。先に書いたカード入れの中にクレジットカードを入れたくないからです。万一の紛失時、名刺はともかくとして他のカードは使われちゃうだけで済みますが、クレジットカードではそうはいきません。こっちは何も悪いことしていないのに、かつてカードを不正使用されたことがある身としては、クレジットカードを安易に持ち歩きたくないんですね。結局ビュースイカカードは作りませんでした。

 仕方がないので、ビュースイカカードへの切り替えを申し込みました。でも、オンライン決済のみってのが、抵抗あるんですよね。Suicaが使えるようになったら、携帯を買い換えると公言してはばからなかった僕ですが、無茶苦茶トーンダウンしています。

2005年11月11日

助けて下さい

 今日契約しているADSL回線に不具合が発生しました。イ−アクセスです。やっぱりこういう時って焦りますよね。まず、他のコンピュータで試す。次にルータをバイパスしてみる。ケーブルを交換してみる。てなことやって自分の側には問題がないとわかってから、サポートディスクに電話する。そしたら、「回線障害です」の一言で片づけられました。まったく憤懣やるかたなしです。自分の側の問題かも知れないと必死こいてやった時間はすべてムダ。回線障害を回線障害だと判断するためにユーザーがどれだけ時間と労力を使っているか、恐らくわからないのでしょう。かつて同様のことが起こった時には、「弊社サイトに情報を掲載しております」などと抜かしました。その時は、「回線障害中にどうしてオマエんとこのサイトを見れるんだ」(実際はもっともっと乱暴な言葉で言いましたが)とぶちきれましたが…
 
 以前にどっかでも書きましたが、コンピュータ関連のサポートディスクの質は年々落ちているように感じます。特にひどいのはシマンティック。マニュアルに書いてあることをそのまま伝えるだけで、「すべて試した」と話したらサジを投げ出す始末。かつては名医だったノートン先生も最近はすっかりヤブ医者です。もういいやって気分で諦めています。サポートディスクの応対がひど過ぎたので、ソースネクストの製品は今後一切使用しない。なんてことを言ったこともあります。Buffloもひどかったなぁ、さんざんMacで使っていると伝えているくせに「では、Cドライブを確認…」なんて言いだしやがった。ちなみに一番ぶち切れ率が高いのはappleですね。人の話を聞く能力がない、Macのことを何も知らない、すぐにサジを投げる。ホントに最低です。

 ひどい話ばっかりしているのもいけません。ジャストシステムやキャノンやhpのように素晴らしい応対をしていただけるメーカーもあります。他になかったっけ。え〜と、思い出せないようです。これらの印象が特にいい、ということでしょう。電話口の人間がきちんと訓練された後に応対している、それが感じられてとっても気持ちよく話ができます。そして、こういう対応がしっかりしているメーカーの製品は積極的に使おうという気分になるものです。でも、悲しいかな僕はMacユーザーです。

2005年11月05日

塗り絵も楽しんでます


 プロフィールの中の感動した本の中に、江戸名所図会をあげました。江戸の地誌、風俗を今に伝えるガイドブックなのですが、私のサイト、神田川逍遙で、ここに載っているモノクロの版画絵、つまりイラストに彩色をするという遊びをやっています。詳しくは、神田川逍遙神田川逍遙外伝をご覧になってください。この塗り絵を初めて何枚も塗っていく内に、結構おもしろくなってしまいました。最近では、神田川に関係ないイラストも塗ったりしています。趣味のひとつになっちゃったかな、なんて感じです。
 
 この塗り絵を見ていただいて、極めて好意的な感想を寄せてくださる方がいらっしゃいます。あるbbsで知り合った(実際にはお会いしたことはないのですが)デザイナーさんです。その彼がある日、bbsで泉涌寺の話を書いておられました。実は聞いたことがないお寺さんだったので、ネットでどんなお寺か見て回っていたら、偶然見つけてしまったのです。都名所図会の塗り絵でも遊べる元ネタを。都名所図会は、江戸名所図会が発刊される50年も前に京都界隈を取り上げたもので、いわば元祖みたいなものです。で、泉涌寺が描かれたイラストを塗り始めっちゃたというわけです。
 
 何気なく見ていると、同じように描かれた版画絵のように見えるのですが、塗ってみると絵のタッチとか対象物の描き方とか全然違っていて、江戸名所図会とは随分と勝手が違うことに四苦八苦します。描いた人が違うのだから、当然といえば当然です。かなり苦しみながらなんとか仕上げたのです。しかし、仕上がりはちょっと不満。でも、また楽しめそうな遊びネタ見つけちゃったって感じです。
 
 ところで、塗っている段階で調整レイヤーをいじくっている最中に、偶然塗ったイラストをモノクロ化してしまいました。ところが、これがまたちょっと不思議な絵になりました。自分ではこれも結構おもしろい試みだぞ、今度まじめにモノクロ版を塗ってみようかな、なんて思ってます。この遊びは、ひょっとしたらエスカレートしそうな予感です。

2005年11月01日

取材拒否

 最近はおいしいラーメンを食べるのも一苦労です。超の付く人気のラーメン屋さんはともかくとしても、ちょっと美味しいラーメン屋も訪れるタイミングを間違うと大混雑。行列にならのなんて大嫌いは僕は、時間を選んで行くように心がけています。なんて言いながらも、必ずじゃないですがTVのラーメン企画なんかチェックしちゃうわけでして、放映直後は避けながらもいつか行ってみようと頭とどこかでメモってます。
 
 一時に比べて取材合戦も少しは冷めたようです。美味しくもないラーメン屋をさも絶品であるかのように紹介するなんてよくあることで、もういちゃもん付ける気にもなりません。でも、ちょっと違うぞ、って思うことがあるんです。それは、TVに出るのを拒む店に「取材拒否の店」という表現を使うことです。ついさっき、この表現をまた目にしたので書いちゃいます。
 
 雑誌編集なんてことをやっていますから、取材行為はまさに仕事です。で、この取材というやつは様々な形があるわけです。ある相手に取材協力を求めて、それによって成立する企画があります。ラーメン屋の紹介なんてのもそれにあたるわけですが、協力を断られたら企画は成り立ちません。そのために事前に了解を得るための交渉を行うわけです。でも、協力を得られないこともあるわけです。相手だって、自分にメリットがなければ協力を承諾しないのは当たり前です。だから、望み通りに協力を得られるとは限りません。少なくとも、取材拒否の店という表現は、おのれの交渉能力のなさや企画立案時の読みの甘さを棚に上げた、単なる言いがかりでしかないというのが僕の見解です。
 
「この不正疑惑の件で○○に取材を申し込みましたが、現在は回答を控えるということでした」
これこそが、取材拒否という言葉使うケースだろうが。